3月15日(水)、「TKPガーデンシティPREMIUMみなとみらい」で開催された
「横浜観光コンベンション・ビューロー(YCVB)」主催の「横浜観光MICEフォーラム」に
Park Line推進協議会 事務局長の前田賢治氏がパネリストとして登壇致しました。
YCVBは昨年(2022年)10月28日、観光庁が創設した、
観光地域づくりの指令塔となる組織「DMO」の登録制度において、
「登録DMO」として認定。今回のフォーラムは、YCVBの「登録DMO」認定を機に、
今後の横浜のまちづくりのあり方や観光MICE振興の目指すべき姿などについて、YCVBの会員、
観光MICE関係者と共に考えるプログラムとして開催されました。
第二部「横浜観光の魅力となる既存資源と必要なコンテンツ開発とは」のセッションで
前田事務局長より以下の3点について提言させていただきました。
1.水際(ウォーターフロント)とまちなか(関内・関外地区)をつなぐ公共空間(道路、公園、水辺)の質的向上
~民間主導による公共空間マネジメントの必要性『Park Line構想』
2.シビックプライドの醸成なくして観光なし~住んで良し、訪れて良し(「日常」の重要性)
3.「創造都市・横浜」のアップデート~イベント型の観光需要創造からの脱却。
まちづくり・人づくり視点での持続的な観光産業の実践。
マネタイズを重視した高収益産業化への転換(アート、ナイトタイムコンテンツ等)
同セッションでは、経済ジャーナリストの内田裕子氏(INNOVEDIA代表)のファシリテーションの下、
『Park Line構想』に加えて、ぴあ株式会社の平野学局長より、
音楽があふれる街を目指す『MUSIC CITY YOKOHAMA構想』についてご説明がありました。
まち全体の誘客効果とライブエンターテイメントの開演前後の来街者の
回遊性・滞留性を高める横浜の新たなブランディング戦略として期待されます。